親知らずの抜歯について
今週もまたブログ更新の日がやってまいりました。親知らずって抜かないといけないの❓ってよく聞かれることがありますがひとつ基準として言えるのが他の歯に悪い影響を与えているかどうかが重要と考えます。そこが抜くか抜かないかの判断基準の第一と考えます。例えば奥の方で磨けていなくて歯垢や歯石がべっちょり付いていると隣の歯に汚れが移りやすくなり虫歯や歯周病になりやすくなります。現実そういう方が多いですし・そうなりやすそうだなぁとみていて思います。ブラッシング指導で改善していける人は結構少数です。判断基準の第二に今後痛みが出るかどうかがあります。歯に虫歯で穴があいてからの抜歯は痛いです。歯茎が腫れてからの抜歯も痛いです。歯医者になりたての頃は患者さんがどうしても痛いから抜いてくれというので麻酔を何本も打てば効く・もしくは大きい神経や神経の大元に近い神経に麻酔を多く打ち込めば痛みが取れ抜歯できると思い患者さんも同意してくれている背景もありそういう抜歯を試みた時期もありました。ですがやはり根本的に痛みが強い時期の抜歯は麻酔も効きづらいのと抜歯も外的刺激の一環のひとつなので麻酔がきれた後が痛いです。すごく痛いです。痛み止めも勿論だしましたが…ですので虫歯リスクが高そうな状態や歯茎が何度も腫れたことのある歯に関しても抜歯したほうがいいと考えています。一度御相談ください
2020年02月14日 12:00