タバコと歯周病
タバコと歯周病について。タバコ(iQOS含む)を吸っていると吸わない人より2倍から9倍(個人差)歯周病になると言われています。この話は私が歯科医師になった10年数年前から知られているのですが歯科医院が6万軒もあるのにかかわらず初耳だという患者さんは多いです。知っていただいた上で今後吸っていくか吸わないかは自由ですが確実に入れ歯やブリッジになる可能性は高いと思っといて下さい。インプラントは場合によっては喫煙者の方はインプラントに感染しやすいためリスクが高いです。非喫煙者の方と同じように手術しても長持ちしない可能性もあります。自分は予防歯科を看板に推している歯科医院に通われている方で大丈夫だと思ってたという方も当院に受診されてくる方はいらっしゃいます。何が言いたいかというとタバコをやめないのにプロフェッショナルマシーントゥースクリーニング(pmtc)と言われるカッコいい名前につられて受診していても最大のリスクにあたる喫煙をやめない限りは何も変わっていかないからです。もちろん糖尿病等の免疫系全身疾患がある方は歯周病になりやすいですが喫煙は自分からやめられるものです。一度御相談ください。
2020年03月24日 14:21